• 他院での抜歯治療について

    投稿日 wpmaster

    10年以上前に4本抜歯して矯正しました。今年になって後戻りがあり、また出っ歯気味になったのを気にして、このたび、歯を少しづつ削り6~8mmのスペースを作ってインビザライン?透明のマウスピースを使用して矯正をしましたが、前の口元には戻りません。金属の矯正とは違い、根元から引っ込まないせいか、口元がもったりして笑うとひきつって鼻の下が伸びる感じ(ミッキーマウスの口元のよう)で上下の唇がビロンとふくらんで歯がほとんど見えない笑顔です。確かに多少はひっこんだのに、どうしてこんなに笑顔が奇妙なのかわかりません。
    憂鬱で仕方ありません。治療はまだ完了していないのですが、もう隙間はなく、この方法で上手くいくとは思えず、どうにかしたいのです。今度先生に相談しようと思うのですが、もし何も方法がないから諦めろと言われたらどうしようかと不安です。更に抜歯して矯正しなおすことは可能なのでしょうか?このままの口元では生きるのがつらいので何か方法があったら教えて下さい。
    —–
    実際に口腔内を拝見しているわけではありませんので,一般的な回答になりますが,既にストリッピング(歯を削る)量も限界に近いと思われますので,このままの治療法では大きな変化は望めないと思います.
    追加の抜歯をすることも考えておられるようですが,既に4本抜歯 しており,極端に顎が小さいなどの場合を除けば更なる抜歯は一般的ではないと思います.(親知らずがあれば,親知らずの1~2本前の歯を抜いて,前歯を後退させることは十分可能です.)
    その他の治療法としては,矯正用アンカースクリュー(インプラント)を併用した矯正治療を行う方法や,外科矯正の方法も考えられますが,実際に適用できるかどうかは拝見しないとわかりません.先ずは,主治医と納得のいくまでご相談されることをお勧めします.


  • 他院での非抜歯治療について

    投稿日 wpmaster

    矯正を始める時に抜くかどうかですごく迷い、知人や両親に相談したところ,健康な自分の歯は抜かない方がいいと言われ抜かずに矯正しました.1年半~2年くらいで綺麗には並んだのですが、もともと歯が前に出気味だったため、治療後にはさらに前に出てしまって納得いかないのですが、ここから4本抜いて前歯を下げることはできますか?
    あと,期間はどの位かかりますか?
    —–
    歯並びが凸凹の場合は,歯が並ぶスペースの不足ですが,スペース不足を解消する方法は大まかに分けると3通りしかありません.
    1:歯列の拡大(前方,後方,側方)
    2:ストリッピング=歯を削る
    3:抜歯
    患者様が,自分の歯をできるだけ抜きたくないというのは当然の心理ですが,客観的な判断基準としては凸凹の量によります.
    「絶対に抜かない矯正」等という広告をしている医院も存在するようですが,誇大広告,もしくは学術的に許されている限度を超えて拡大やストリッピングを行っていることになります.
    矯正歯科医は,抜歯をして矯正するメリットが,抜歯により生じるデメリットを上まわっていると考えられる場合に,抜歯をお勧めしているとお考えください.

    さて,ご相談のケースですが,抜歯治療も非抜歯治療も考えられる,ボーダーラインケースだったと考えられます. このような場合は,治療前の診断時にそれぞれ治療法についての利点欠点を説明されたと思いますが,非抜歯治療の最大の欠点は,横顔の口元に変化がないか,さらに前に出てしまうということです.
    最近では,矯正用アンカースクリュー(インプラント)が認可されましたので,成人でも後方への拡大がある程度可能になりましたが,それでも口元を後退させることは困難です.
    ですから,治療前の程度で宜しければ,非抜歯治療のままアンカースクリューを併用して再治療ということも考えられますが,治療前よりも後退を希望される場合は抜歯が必要になると思われます.
    実際に口腔内を拝見しているわけではありませんので,一般的な回答になりますが,再治療の期間は,1年半程度は必要と思われます.
    また,費用的面や,治療前の状態を知っていることからも,非抜歯治療を行った医院で再治療を行うのが望ましいです.
    先ずは,前医と納得のいくまでご相談されることをお勧めします.


  • 他院からの転医について

    投稿日 wpmaster

    アメリカにて1年半矯正治療を行い、今後日本で治療を続けたいと思い、先生を探しています。今まで診てもらっていた先生によると、後約6ヶ月で矯正器具がはずせるということでした。もし、仮に6ヶ月で治療を終了できるとすると費用はどれくらいでしょうか?尚、セラミックの矯正器具はつけたままです。治療の為、どのような費用が発生するのでしょうか?
    —–
    転医の場合は,どうしても無駄な期間や費用が発生してしまいます.
    当院で治療をお引き受けする場合は,先ず歯型やレントゲンなどを採らせていただくことになりますが,そのための費用が¥28000(以下すべて税別)かかります.
    まだ,歯を動かしている状態であれば,再診断料¥8000が必要なことも殆どです.
    次に,装置料です.これは治療の進行状況によって様々ですが,残り6ヶ月の場合であっても一般的には10万円以上はかかるとお考えいただいたほうが宜しいと思います.
    セラミック装置をつけている場合は,さらに差額が必要になります.(現在セラミック装置でも,それを使えるところまで使って,当院で付け替える時にはメタルブラケットを希望される場合は差額は必要ありません.)
    その後,来院毎に¥4820かかります.
    最後に,今までの装置をはずして,後戻りの無いようにおさえる装置(リテーナー)になる時に¥48000が必要になります.
    装置料以外は確定した金額ですが,装置料につきましては拝見しませんと確定できませんので,ご予約のうえ一度御来院下さい.


  • 他院での抜歯治療について

    投稿日 wpmaster

    私は歯を4本抜歯し、歯列矯正をしました。
    私の悩みは矯正後にほうれい線が出来たことと、上唇が重く感じるようになった事です。
    特に下を向いたときに上唇が重く感じ,口を少し開けるとブッと言う空気が抜けた音がします。これはアーチが狭くなったことで上唇と歯の間に隙間ができた事が原因のような気がします。
    ダイレクトボンディングで歯を削らずに厚みを加える方法もあるようですが,他に方法はないのでしょうか?
    —–
    お口のまわりには口輪筋をはじめとしてたくさんの筋肉が走っています。それらは歯並びに対して外側から押さえるような働きをしています。
    4本抜歯しての歯列矯正が必要となるような患者さんの中には、常に口が開いてしまっていて唇を閉じるのが苦手な方がおり、これらの筋肉の力が弱い方がいらっしゃいます。
    唇をすぼめて左右に動かしたりする「顔やせ体操」のようなことでお口まわりの筋肉を鍛えてあげると、症状が改善するかもしれません。今の歯並びに慣れるという意味でも試してみる価値はあると思います。


  • 金属アレルギーでも矯正治療は受けられますか?

    投稿日 wpmaster

    金属アレルギーの方が矯正治療をする場合

    アレルギーとは特定の物質に対して過剰に免疫反応を起こすことで、環境要因との関連が強いといわれています。金属アレルギーも原因となる金属が体内に取り込まれたことにより成立するもので、ピアスなどの金属アクセサリーや口腔内の金属歯などが原因としてあげられます。意外なものとして、カカオや大豆などの食物が原因となるともあります。

    金属アレルギーが矯正治療前から分かっている場合には、金属を使用しないセラミック等の装置やマウスピースを選択することも出来ますので、後から余計な費用が発生することも少ないでしょうし、「治療をしない」という選択も考えられます。

    治療途中でアレルギーが分かった場合は対応が難しく、金属を含まない装置になるべく替えるなどして治療の継続を試みます。金属アレルギーといっても、歯肉がすこし腫れる程度で済む方もいれば、外側の頬の部分にまで発赤が生じる方もいます。程度が軽ければ矯正治療を継続できるでしょうが、重度であれば中断せざるを得ない場合もあります。また、金属歯や矯正装置から溶け出す金属を減らすために、酸性食品の摂取をコントロールすることも効果がある場合があります。

    金属アレルギー反応を起こしやすい矯正装置の材質とは

    矯正歯科で用いられる金属材料には、ブラケット、ワイヤー、バンドなどがありますが、金属アレルギーの原因となりやすいニッケルやクロムを含んでいることが多いので注意が必要です。
    一方、金やプラチナなどはアレルギー反応が出にくいといわれていますが、一部の方に重篤なアレルギー反応を引き起こすこともあります。
    また、ある金属でアレルギー反応が出ると、他の金属でもアレルギー反応を引き起こしやすいという交差反応がありますので、チタン製の矯正用アンカースクリューを使用する場合も、ニッケルやクロムなどでアレルギー反応が出ている方は慎重に行う必要があります。

    金属アレルギー反応が起こしにくい矯正装置の材質とは

    前歯につきましては、金属を全く使わないセラミック装置も一般的になっていますし、チタンの装置を選択することも出来ます。
    ただし、チタンについては極まれにアレルギー反応を引き起こす場合もあります。
    一方、奥歯用のセラミック装置は一般的な形状のものは未だ販売されていないと思いますので、前歯用のものを工夫して流用するか、チタンの装置を使用することになると思います。ワイヤーについてはプラスチック製のものも出てきていますが、全ての治療に対応することが難しいため、チタンのワイヤーを使用したり、表面にコーティングを行い金属の溶出を少なくして使用することが一般的です。同様に、金属の装置にもコーティングを行うことがあります。
    また、マウスピース矯正も金属アレルギー対策としては有効ですが、マウスピース矯正は歯の移動に限界があるため抜歯治療などには向いていない場合があります。

    金属アレルギー検査を受けるには

    金属アレルギーが心配な方は、まず皮膚科で金属パッチテストを受けて、自分がどの金属にアレルギーを持っているのか確かめることが大切です。ただし、矯正装置に含まれている微量金属の成分まではメーカーが明らかにしていないこともあり、テスト結果に問題がなくても、実際に装置をつけた時にアレルギーが出ないと確定できるわけではありません。

    金属アレルギーの既往がある場合は、ブラケットなど今後の治療で使用予定の矯正装置を、一定期間お口の中に装着してテストを行う方法もあります。金属アレルギーの発症にはさまざまな要因がありますので、この方法でも数年間かかる治療が終わるまで発症しないと断言できるわけではありませんが、パッチテスト結果に比べてより正しい診断ができるでしょう。特に抜歯治療の場合は、歯を抜いてしまうと後戻りが出来ませんので、事前のチェックが重要になります。


  • 管楽器の演奏に影響する歯並びとは

    投稿日 wpmaster

    まず、以下の回答全てにあてはまることですが、患者さんが「プロの演奏家レベル(上級者)」か「趣味レベル」かによって若干答えが異なります。

    歯並びによって演奏に影響がでることはありますか?

    プロレベルでしたら影響がでることはあるでしょう。極端な出っ歯や受け口はもちろんですが、管楽器は前歯がたっているほうが演奏しやすい傾向があるので、前歯の傾斜がきつい場合は不利になります。犬歯が凸凹(八重歯)の場合、前歯はたっていることが多いので、前歯の凸凹が軽度であれば問題は少ないといわれています。前歯の傾斜が演奏に影響しやすい楽器としては、カップ型マウスピースのトランペットやトロンボーンなどの金管楽器があげられます。また、リードがあるクラリネットやオーボエの場合は、唇を巻き込みますので、前歯に凸凹があると唇に痛みを感じることがあるかもしれません。

    矯正治療中に演奏はできますか?

    演奏は可能ですが、慣れるまでは演奏しにくいと感じるでしょう。特に演奏時の形が出来ている上級者の場合は、装置をつけることによる口唇の微妙な変化により、難しい音が出しにくくなることが考えられます。矯正装置は、慣れるのに最低でも一ヶ月程度はかかりますので、大切なコンクールや演奏会の直前に矯正装置をつけることはお勧めできません。慣れた後も、吹くと疲れやすい・唇に傷ができやすい・前と同じ音が出ない等の影響が残るかもしれません。

    特に歯を抜いて矯正治療をする場合は、最初のうちは歯を抜いた隙間も大きいですし、歯並びも日々変わっていきますので、上級者の方は安定した演奏が難しく感じるかもしれません。カップ型マウスピースのトランペットやトロンボーンなどの金管楽器の場合は、マウスピースを唇に押しつけるため、矯正装置の出っ張り自体が気になったり、音域に変化が出るかもしれません。フルートの場合は、前歯に装置がつくことにより、主に下唇が前歯の上を滑らかに動かなくなり微妙な調整がやりにくくなるかもしれません。一方、矯正治療をはじめて半年以上経っていて装置にも慣れている方が、初めて管楽器を始める場合は不具合を感じることは少ないでしょう。

    どんな矯正装置が向いていますか?

    楽器演奏のことだけ考えれば、なるべく小さい装置、あるいは取り外しができる装置などが望ましいということになります。しかし、取り外しができる装置は、歯を抜く治療には向いていませんし、細かい歯のコントロールも難しくなります。矯正装置にカバーをつけて、唇への当たりを柔らかくする方法もありますが、歯の移動が遅くなったり、つけている時といない時の感覚の違いが気になる場合もあります。

    裏側矯正の場合は、装置による唇への影響を少なくすることができますが、表側矯正に比べて舌への影響が出てきます。個人差はありますが、タンギング(舌の動きにより音を切る)などがやりにくく感じるかもしれません。また、シングルリード楽器の場合、理論的には上顎に表側装置、下顎に裏側装置をつけることで演奏への影響を少なくできると考えられますが、通常の治療ではほとんど選択されない装置の組み合わせになります。

    歯並びを改善することで、演奏しやすくなりますか?

    一般的には、矯正治療後(装置をはずした後)は歯並びが改善されることにより、アンブシュア(楽器を吹くときの口の形)が安定しますので、より良い演奏ができるようになりますという回答になるでしょう。しかし、プロの演奏家レベルになると、あえて理想的な歯並びを崩してカスタマイズすることもあるようです。見た目は多少悪くなっても、上顎前歯間にスペースを開ける(スペースがあると、音抜けが良く楽に吹くことができるらしい)などの例を聞いたことがあります。また、矯正治療以外でのアンブシュア改善方法として、歯を削って表面に人工物を接着したり、演奏時に凸凹の歯に一時的にカバーをつけたりする方法もあります。


  • 親知らず

    投稿日 wpmaster

    中1の娘が歯列矯正をする事になりました。
    先生には、顎が小さいので歯を4本抜くよう勧められましたが、健康な歯を抜くのは気が引けて断りました。それが出来ないなら下の親知らずを二本抜くように言われました。それならと薦められた口腔外科を受診して手術の進め方の話をされました。
    今の所、まだ根っこは無く頭だけが埋まってる状態です。歯を取る際に下歯槽神経と舌神経損傷を傷つけてしまった場合、味覚、知覚障害が一生残る場合もあると言われました。根っこが無くても神経を傷つける事もあるんでしょうか?そもそも、わざわざ埋もれてる親知らずを抜かないと矯正出来ないのでしょうか?そこまで酷い歯並びではないので、そこまでリスクを負う必要なあるのか分からなくなってきたのでアドバイスをお願いします。
    —–
    レントゲンなどがありませんので、歯並びの状態を想像しての回答になりますが、歯を並べる隙間が足らないということでしょう。
    親知らずは、今後根ができて大きくなる際に前の歯を押して、不正咬合が悪化したり、矯正治療後の後戻りを起こす原因になりますので、矯正学的な立場からは抜いたほうが良いです。
    親知らず以外の歯を4本抜いて治療する場合は、治療後のほうが親知らずの部分にスペースができて抜きやすくなりますので、治療後の保定中の抜歯をお勧めしています。親知らず以外の歯を1本も抜かずに治療する場合(非抜歯治療)では、治療中に親知らずが押してきて凸凹がなかなか治らなかったり、後戻りの確率も高くなりますので、なるべく治療前の抜歯をお勧めしています。
    ただし、実際に埋まっている親知らずを抜こうとすると、ご質問中に書かれているようなリスクがありますので、当院では「絶対に抜いてください」ではなく、「抜かない(抜けない)場合は後戻りの確率が高くなります」と説明し、患者さんの判断に任せています。
    口腔外科の先生に、「頭だけの状態の親知らずを抜くのは一番難しい」という話を聞いたことがありますので、矯正治療の開始を遅らせるという選択もできると思います。矯正治療の開始を遅らせると、今後親知らずに押されて治療開始の際には4本抜歯が必須になってくると予想しますが、4本抜歯さえすれば、大学生になるくらいまでは今と同じように矯正治療可能です


  • 親知らず抜歯 歯列矯正

    投稿日 wpmaster

    親知らずを3本抜きました。
    右下は虫歯で左右の上は歯列矯正を考えているのでついでに抜いてもらいました。
    以前別の歯医者で、矯正するつもりなら親知らずは抜歯したほうがいいと言われていたので
    矯正時は抜歯するものと思い込み
    現在子供が1歳4ヶ月で授乳中ですが、授乳間隔がだいぶ開いてきたので
    今後次の子の妊娠なども考え今のうちに抜いてもらうことにしました。
    しかし、調べると親知らずじゃない歯を抜く事も多いようで、、、
    先に矯正歯科を受診すべきだったのですが
    予約まで日があったので排卵日前に抜歯を終わらせたいという思いもあり急いで抜歯してしまいました。
    残り一本は、
    横向きで少し大変になるから育児が落ち着いてからでいいのでは
    とドクターから言われています。
    子供を預けられないので抜歯は(子供が一番静かにしていられるので、私の希望で)子供を抱っこしたままやってもらいました。
    しかし最後の抜歯はそうもいかない様なので
    看護師さんに泣き喚く子供を抱っこしてもらう事になります。
    歯医者さん側はそれは問題ないと言ってくれているのですが
    他の患者さん、ドクター方にも迷惑になるので
    もしこの状態でも矯正開始可能であれば抜歯は避けたいです。
    勿論
    矯正歯科を受診すればわかることなのですが
    予約までまだ暫くあり、どうしても気になったので先にこちらで相談させて頂きました。
    横向きの親知らずが一本残った左右非対称な状態で矯正することもできるのでしょうか。
    気になるのは出っ歯で下の歯は重なったりずれたりはほとんどないです。
    希望は今後妊娠していてもお金が準備出来次第すぐに矯正できる状態にしておくことです。
    妊娠?育児で抜歯できないことによって矯正が遅れてしまうのは避けたいです。。
    あと昨日抜歯した右奥になんとなくまだ脱脂綿がある気がするのですが
    これは綿が溶ける前なのでしょうか?
    それとも何か挟まってしまったのでしょうか?
    明後日消毒の予定なのですがそれまでとくに何もせず放っておいて大丈夫でしょうか。
    —–
    親知らず以外の歯を抜かないで治療(非抜歯治療)予定なら、矯正治療前になるべく親知らずを抜歯したほうが宜しいでしょう。
    一方、抜歯治療予定でしたら、治療後に奥歯が多少なりとも前に移動することで、親知らずが抜き易くなることも多いので、親知らずの抜歯は矯正治療で歯を動かし終わった後の保定期間中で問題ないと思います。
    脱脂綿については拝見しないとわかりませんので、担当医にご相談ください。


  • 口元の出っ張りを治したい

    投稿日 wpmaster

    以前前歯を12本差し歯にしています。
    見た目は歯並びは綺麗になりましたが、口元の出っ張りが凄く悩んでいます。
    口も閉じずらく口呼吸になります。
    このような状態でも口元をスッキリと引っ込める事は出来ますか?まだ可能な治療方法はありますか?
    回答宜しくお願いします。
    —–
    写真もありませんので一般的なお話になりますが、歯を抜いて矯正治療を行えば口元を後退させることはできると思います。
    ただおそらく、差し歯で歯の向きを変えてしまっているので、矯正治療の前または後に差し歯の作り直しが必要になると思います。
    矯正相談は無料の医院も多いので、お近くの矯正歯科でご相談されることをお勧めします。


  • 歯を前に出す矯正

    投稿日 wpmaster

    仮定の話ですが、抜歯をして歯を6mm後退させる矯正をした場合、その後歯を1~2mm出すことは技術的に可能でしょうか。
    また可能な場合どのような方法で歯を前に出すことが出来るのでしょうか。
    —–
    お口の状態がわかりませんので,一般的な説明になりますが,矯正用アンカースクリューなどを併用すれば可能だと思います。
    ただし,前歯だけなのか,奥歯も含めてなのか,上下の歯を出したいのか,片顎だけ出したいのか等によって治療期間や方法は大きく変わってくると思います。


  • 親知らずによる歯並びの悪化について

    投稿日 wpmaster

    1.2年ほど前に親知らずが生えました。
    当時は痛みや腫れなどがあり、抜いてもらおうと、歯科クリニックに行ったのですが、親知らずのほとんどが奥の歯茎の中に隠れてしまっていたので、抜歯はせず薬を飲んでいました。
    今では、痛みや、腫れもありません。
    しかし、ここ最近になって、上と下の歯並びが悪くなっているように感じます。
    歯が交互に重なったり、前歯が出てきたり、歯間が狭くて、糸ようじが通せません。
    しかし、親知らずは昔とあまり変わらず歯茎の中なので、抜歯しようにもできず(少しだけだ削ることはできるようです)、
    矯正しても、親知らずがある限り意味がないのでは?
    と思っています。
    歯並びを綺麗に保つにはどうしたらいいのでしょうか?
    —–
    お口の中の状態がわかりませんので一般的なお話になりますが,凸凹のために矯正治療で親知らず以外の歯を抜いて治療した場合には,治療により奥歯が前方に移動しますので,殆どのかたは矯正治療後に親知らずが抜きやすくなると思います。
    一方,親知らず以外の歯を抜かずに治療する場合は,治療後に後戻りの確率が高くなりますので,なるべく親知らずを抜いてから矯正治療を始めることをお勧めしています。


  • 抜歯矯正について

    投稿日 wpmaster

    歯列矯正で歯を抜歯して、後ろに引っ込めると唇と歯、または歯茎との間の空間(口腔前庭)は広がるものなのでしょうか。
    仮に広がった場合何か弊害が起こるのでしょうか。 
    また一般的には出っ歯の方の方がこうした距離は小さいものなのでしょうか。
    —–
    理論的には,歯を後ろに引っ込めると唇と歯、または歯茎との間の空間(口腔前庭)は広がるはずですが,唇や頬は軟組織ですから,ある程度までは縮んで隙間は広がりません。
    ゴムを想像していただけるとわかりやすいと思いますが,最初口元が出ていてゴム(唇など)がある程度伸びている状態なら,本来のゴムの長さに戻るまではたるみが出ません。
    一方,最初からゴムが伸びていない状態で,それ以上縮めるとゴムにたるみが出てしまいます。
    軟組織はゴムと違い,多少適応力はありますが,たるみが出る場所により,ほうれい線が深くなったり,笑った時に唇の端と犬歯で挟まれた三角の影になる部分(バッカルコリドー)が大きくなったりします。


  • 発音と下顎がずれて発音するのを治すためにできること

    投稿日 wpmaster

    5歳の男の子です。
    少し舌小帯短縮症ぎみです。
    舌も上顎や横につきます。
    発音はしっかりしてる方なのですが、(り)が(ぎ)みたいな音になります。
    さしすせそもらりるれろもしっかり言えるのですが、特に(さ)(せ)を発音するときに、下顎が左に少しずれて口をあけ発音します。
    歯を少し食いしばる感じがあり、今は治まっては来ているのですが、下顎を前に出す癖がありどのように声をかけていいか悩んでいます。
    1、舌小帯短縮症は軽度であれば手術なしでそのままでも何も問題はないのでしょうか?
    2、りがぎになったり、さやせの発音時下顎が左にずれて発音する時どの様に声をかけたらいいのでしょうか?
    3、上記の場合、家で出来る気を付けたらいいことなどあれば教えてほしいです。
    乳歯が生え揃った時隙間が全くなかったのですが、五歳になってから夜中寝てるときに歯ぎしりをしてるせいかどんどん隙間が出来てきましたが、歯ぎしりのせいで前歯がどんどん削れてきています。近々歯医者にはいくつもりなのですが、発音や顎がずれて発音する癖、下顎を前に出すくせが少しでも家で出来ることがあれば教えてほしいです。
    —–
    乳歯に隙間ができてくることや歯ぎしりに関しては,お子さんに見られることが多いですから,おそらく問題ないと思います。
    舌小帯短縮症は以前ほど手術をしなくなっていますが,発音に問題も出ていますので,素人判断はせずに必ず歯科医に見てもらうようにして下さい。


  • 歯列矯正について

    投稿日 wpmaster

    初めまして、私は抜歯を伴う歯列矯正を考えていますが気になった点があるので質問させて頂きます。
    抜歯矯正をした場合アーチが狭くなり、顎の位置も変わり、口内にとってかなりの変化だと思うのですが唇を含めた口輪筋はその変化に慣れることができるのでしょうか。
    また慣れない方もいらっしゃるのでしょうか。
    —–
    抜歯矯正をした場合の影響ですが,不正咬合の種類によっても異なります。
    八重歯のみの不正咬合であれば,アーチの大きさや顎の位置の変化は少ないです。
    一方,上下の口元を大きく後退させる場合などは,アーチも口腔内容積も小さくなりますが,どの程度小さくするかは治療技術により調整することが出来ますので,治療前に担当医とよくご相談されることをお勧めします。
    別途費用はかかるかもしれませんが,セットアップを行うことで治療後の咬み合わせをシミュレーションする方法もあります。
    また,治療後の違和感につきましては,唇を含めた口輪筋よりも,舌について訴える方のほうが多いのではないでしょうか。


  • 歯並びと親知らずについて(質問)

    投稿日 wpmaster

    親知らずについてなんですけども僕は小学校6年生のときにはもう全部永久歯に生え変わっていてみんなよりも結構早く生え変わっていて中学2年の時には親知らずらしきものがあったんですけどいつの間にか消えていました。そこで質問なんですけど中学2年で親知らずが生えてくる事ってありますかね?あと僕歯並びが悪いんですけど原因それですかね?
    —–
    「いつの間にか消えていました」という文章はひっかかりますが,中学2年で親知らずが生えてくることは考えにくいので,たぶん12才臼歯(第二大臼歯)を親知らずと勘違いされたのだと思います。
    第二大臼歯でしたら,咬みあわせに必要な歯なので,歯並びが悪くても普通抜くことはありません。
    親知らずを含め,歯の数については、歯全体のレントゲンで簡単に確認することができますので、ご心配でしたら、お近くの歯科医院で撮影してもらうと宜しいでしょう


  • 1歳3ヶ月の娘の歯が遅い

    投稿日 wpmaster

    1歳3ヶ月になる娘の歯についてお聞きしたいことがあります。

    6ヶ月半くらいに下の前歯2本が生え始めました。
    今は、上が前歯4本と片方の奥歯が一本、顔を出しています。
    しかし、下の歯がまだ前歯の2本だけなのです。

    上の歯は順調に奥歯まで生え始めたのに、下の歯だけ9ヶ月くらい変化がありません。

    歯が生えるのは、個人差がとてもあるのは承知しておりますが、下の歯だけがとても長い間何も変化が無いのが心配です。

    また、先天性欠損というものもあると聞き、心配になってきました。

    生え始めがゆっくりだったわけでもないですし、こんなに停滞しても、ちゃんと生えるのでしょうか。
    —–
    歯が、なかなか出てこないとのことですが、年齢を考えますと、もうしばらく様子をみても宜しいと思います。
    レントゲンを撮れば歯の有無はわかりますが、有無がわかったところで今すぐ処置が必要なわけではありません。

    今後も生えない場合は3歳位までにレントゲンで確認し、もし乳歯が無かった場合は、顎や歯の大きさにもよりますが、拡大や保隙などの処置をしたほうが良い場合もあります。

    かかりつけ医をつくって、定期的に診ていただくのが安心だと思います。